カリフォルニアでは近年、急速にワインビジネスが発展し、
今では約1,000のワイナリーがあるといわれています。
カリフォルニアワインの総合ポータルサイトで
ひとつ整理してみましょう。
CWPS Title003.JPG
ナパ / NAPA
ワイナリー数:登録は408。実質260以上。海風の影響による冷涼な夜間と温暖な日中の気温差、痩せた土壌が複雑に作用して、凝縮味にあふれ、バランスの良いワインが生み出される。有名ブランド、カルトワインの 多くはナパバレーに集中している。
ソノマ / SONOMA
ワイナリー数:134
ソノマバレー、ルシアンリバーバレー、アレキサンダーバレーなどが主に良いアペレーションとされている。ワイナリーは比較的広い範囲に点在している。
パソ・ロブレス
ワイナリー数:101
1990年代初頭から急速に発展し、カリフォルニアのなかでも最も急成長を遂げているワインカントリーの一つとなっている。
サンタ・バーバラ
ワイナリー数:100
ロサンジェルスから101号線を北上し2時間。デンマーク村として有名なソルバング、またサンタネズには街中にテイスティングルームが集まっているエリアがある。
テメキュラ
ワイナリー数:21
カリフォルニアで最も新しい新興ワイン・カントリー。昼温かく、夜冷え込む気候は地中海沿岸の気候に良く似ているらしい。今では毎年多くの賞を受賞するほどになった。
ワイン本@アマゾン
ブルゴーニュの物語から田崎真也著書など
ワイングッズ@アマ
ワインクーラー、ワインセラー、ワインオープナーなど
ワインセラー
ユーロカーブ、デバイススタイル、ドメティックなど
ワイン本@楽天
ワイン入門書からソムリエ試験対策まで
ワイングッズ@楽天
ワインクーラー、ワインオープナー、ソムリエナイフ
チーズ
世界のチーズを集めました。
ワイングラス
バカラ、マイセン、クリスタル・ダルク
お取り寄せ
旬の食材をお取り寄せして美味しいワインを
石川の地酒
菊姫、加賀鳶、天狗舞、萬歳楽、宗玄、ちょんがりぶし
ロサンジェルス近郊のワインショップ
ロサンジェルス近郊の美味しいレストラン
気ままに書くワインコラム

2009年11月28日

体験!バレルテイスティング・・・プライドマウンテン

ワイナリー巡りの旅、4日目、通算9ヶ所目のワイナリーはプライド・マウンテン・ヴィンヤーズです。

セントヘレナとソノマの間の山の頂にあります。

PrideMt01.jpg

Pride Mountain Vineyards
4026 Spring Mountain Rd. St. Helena, CA 94574
Tel: 707-963-4949
Tasting: Mon - Sat, by appointment only
WEB: www.pridewines.com

テイスティングは要予約で$10。基本は少人数のグループで行い、テイスティング・カウンターでお土産品を物色しながら、またはテイスティングルームでじっくり腰を落ち着かせて試飲するかの選択らしいですが、

今回は施設内を見学しながらのチャンスに恵まれました。
ワイナリー施設見学ツアーです。

PrideMt02.jpg

受付でグラスを受け取った後、まず最初は写真左下に見える大きなタンクから溢れる様に流れ出てくる葡萄の汁です。
もちろんこれもテイスティングです、味を確かめました。

濃厚でフレッシュなグレープジュースです・・・へへへ

しかもぬるい・・w


PrideMt03.jpg

地下カーヴのようなものがあって驚きでした。ここは山のほぼ頂上ですよ・・


PrideMt04.jpg

今回のツアーのメンバーです。
左端は案内のお姉さんです。


PrideMt05.jpg

各スポットに試飲用のワインがちゃんと用意されています。
これはメルロー



【プライド・マウンテン】 ヴィントナー・セレクト メルロー [2005]ワイン・スペクテイター誌9...


PrideMt06.jpg

こちらは案内してくれたお姉さんのチョッとアップとシラー


PrideMt07.jpg

そしてナント!バレル・テイスティングのチャンスに恵まれました!!!

2008年のカベルネソーヴィニオンでしたが果実のふくよかな甘みとフレッシュ感がありました。
そしてさすがにグレープジュースっぽかったデス。

同行した人も3回目のワイナリー訪問で初めての経験だとかでいたく感動していました。
本当にラッキーチャチャチャです。


PrideMt08.jpg

最後にフロントに戻り、気に入ったワインを購入して・・・ここでもデザートワインがおまけで出され・・・・ヴィオニエを使用したデザートワインらしいです。

さらにさらに・・シャルドネまでも追加でテイスティングできました。


【プライド・マウンテン】 ヴィオニエ ソノマ・カウンティ[2006]パーカーポイント95点!10P26O...

PrideMt09.jpg
posted by あぼかど at 09:38 | Comment(33) | TrackBack(0) | ナパ

2009年11月23日

シャトー・モンテリーナ

カリフォルニア・ワイナリーを巡る旅も4日目の朝を迎えました。月曜日ですが有給をとっています。泊まったロッジから数分のところにあのシャトー・モンテリーナがあって、しかも朝9:30からオープンなのでスケジューリングにとても好都合、ぴったりハマッたので喜び勇んで行きました。

シャトー・モンテリーナはナパヴァレーの北部、カリストーガにあります。1976年パリ事件としてカリフォルニアワイン白の代表として出場したらしいです。

Montelena01.jpg

Chateau Montelena Winery
1429 Tubbs Lane, Calistoga, CA 94515
Tel: 707-942-5105
Tasting: Daily 9:30 - 4:00 (Library Wine Tastingは要予約)

シャトーと名が付くとあってとっても立派な、風格のあるワイナリー?です。
カリフォルニアですからシャトーと名が付いててもワイナリーと呼ばないと話が通じません。

Montelena02.jpg

朝一番のテイスティングルームです。テイスティングは$20で以下の5種です。

2008 リースニング ポッター・バレー
2007 シャルドネ ナパバレー (76年パリ事件の後継です)
2006 ジンファンデル エステート
2006 カベルネソーヴィニオン ナパバレー
2005 カベルネソーヴィニオン エステート

リリースしているワインも上記の5種です。
この他にライブラリー・ワイン・テイスティングというのがあり予約が必要で$40です。

Montelena03.jpg

朝一番のお客ということもあったのでしょうか、私のグラスにワインを注ぐ前に店員さんはボトルを1本1本自分でテイスティングしていました。けっこう年配の女性の方でしたその仕草、がカッコエエんです。


Chateau Montelenaシャトー・モンテリーナシャルドネ・ナパ・ヴァレー・2007(カリフォルニア州...


76年パリ事件に出展されたシャルドネの後継にあたる2007シャルドネ・ナパバレーはバランスがと云いますか、とにかく品が良いんです。

Montelena04.jpg

最後の2005カベルネソーヴィニオン エステートです。グラスもこの1杯のために大きめのものに交換されました。

誠にすばらしいワインです。くらくらきました。



正に至福のひとときです。



って、平日月曜の朝イチからヨッパッラってることもありますが・・・

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posted by あぼかど at 09:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | ナパ

2009年11月22日

ドメーヌ・シャンドン

シャトー・セント・ジーンでのテイスティングを終え、いよいよソノマからナパへ入ります。
ルートのことはあまり考えずにナビにしたがって運転していたら山越えのルートになってしまいました。

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山道のドライビングは今回の旅ではすでにカレラ、リッジで経験済みでして3回目です。

ソノマからナパへの山越えを敢行した後はモエ・エ・シャンドンが出資しているドメーヌ・シャンドンへ。

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Domaine Chandon
1 California Dr. Yountville, CA 94558
Tel: 707-204-7529
Tasting: Daily 10:00 - 6:00

chandon04.jpg

テイスティングは3コースありました。

Prestige Tasting $22
etoile Brut
etoile Rose
Reserve Pinot Noir Brut

Classic Tasting $16
Brut Classic
Blanc de Noir
Rose
Extra-Dry Riche

Varietal Tasting$20
Chardonnay-Carneros
Pinot Noir-Carneros
Pinot Meunier-Carneros


ドメーヌ・シャンドン・ブラン・ド・ノワール


さらに赤のスパークリングなどが1杯$5で飲めて、ちょっとしたワイン・バーでしたね。


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テイスティングカウンター後方の芝生の上でゆっくりできます。この時、普段あまり見かけられないテイスティングカウンター裏の構造がみてとれます。


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ワイナリー内のお土産コーナーです。

施設内のレストラン『etoile Restaurant』は一度食べてみる価値ありですね。

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ミシュランガイド・サンフランシスコ・ベイエリア版で星を獲得しているそうです。

etoile Restaurant
Tel: 707-204-7529
posted by あぼかど at 15:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | ナパ

シャトー・セント・ジーン 002

シャトー・セント・ジーンはソノマのケンウッドという街にある大手のワイナリーです。

chstjean01.jpg

ワイナリー施設に入るとまず良く手入れされている庭園が目を引きます。

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噴水やピクニックエリアもあってテイスティングを思いっきり楽しみたくなります。



Chateau St. Jean
8555 Sonoma Hwy, Kenwood, CA 95452
Tel: 707-833-4134
Tasting: Daily 10:00 - 5:00
WEB: www.chateaustjean.com

chstjean03.jpg

入って右手の建物はテイスティングのカウンターとワインをはじめオリーブオイルやビネガー、その他の関連グッズが並んでいます。

chstjean04.jpg

こちらは普通クラスのテイスティング・カウンターで試飲は$10です。


chstjean05.jpg

自社ブランドのビネガー類も試食できます。


chstjean06.jpg



お向かいの別館でリザーヴクラスのテイスティング$15に挑戦してきましたw。

この日のテイスティング・メニューは
フュメブラン
シャルドネ・リザーヴ
ピノノアール
シンクセパージュ
メルロー・リザーヴの5種でした。




シンクセパージュとメルローリザーヴがうまい!
でも高い!
当ワイナリーのフラッグシップワインであるシンクセパージュよりもメルローリザーヴの方が格が上になってしまったそうです。


庭園に葡萄の木が数種類、植樹され展示されてます。

chstjean07.jpg

ピノノワール、クローン777


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カベルネ・ソーヴィニオン、クローン7


chstjean09.jpg

シャルドネ、クローン4

時間をかけて楽しめるワイナリー何でしょう、おそらく・・・しかし我々は慌しくナパへ向けてワイナリーを後にしました。
posted by あぼかど at 00:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソノマ

2009年11月20日

メリーさんのピノノワール

私がピノノアールにハマッタきっかけになったワインがソノマにありますこのメリー・エドワーズでした。

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醸造家のメリー・エドワーズさんは2004年のサンフランシスコ・クロニクル紙からWinemaker of the Yearに選ばれたのをはじめ、数々の賞を獲得しているとっても偉い人です。

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Merry Edwards Wines
2959 Gravenstein Hwy N. Sebastopol CA 95472
Tel: 707-823-7466
Tasting: Daily 9:30 - 4:30
WEB: www.merryedwards.com

MerryEdwards02.jpg

ソノマのセバストポールに真新しい施設が完成しました。テイスティングルームもこの建物の真向かいの似たようなインダストリアルな建物の一角にあります。職人気質といいますか質実剛健と云いますか品質へのこだわりに期待を持ってしまうのは贔屓でしょうか。

AVAはルシアンリヴァーヴァレー、ピノノアールとソーヴィニオンブランを手掛けてまして、ここ数年、毎年『ワインスペクテイター』誌のベスト100ワイナリーにランクインしているようです。

MerryEdwards03.jpg

テイスティング料はフリーで試飲はこの日は以下のピノノアール3種でした。
2007 Sonoma Coast Pinot Noir
2007 Olivet Lane Pinot Noir
2007 Klopp Ranch Pinot Noir



MerryEdwards04.jpg

果実味が豊かでタンニンも優しくて酸のバランスが素晴らしいっすね。
posted by あぼかど at 16:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソノマ

2009年11月19日

ジンファンデルの第一人者第2弾-リッジ

サンノゼからサンフランシスコへ向かう途中の山間部にカリフォルニア3大ジンファンデルの作り手のひとつ、リッジのテイスティングルームのひとつ、Monte Belloがあるということでちょっと寄り道をすることに。

そのちょっと寄り道のつもりが、グーグルマップで調べてみると、リッジのテイスティングルームは何だか山奥にあるような感じ。でも場所的にそんなに訪れるチャンスもないだろうとリッジへの寄り道を単独強行採決。

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実際に車で現地を訪ねてみると、断崖絶壁、急斜面、ヘアピンコーナーの連続、途中中央線もなくなる一本道と、その道のりは予想以上。これからワインを飲みに行くつもりですが酔っ払い運転では命がいくつあっても足りません。
上の写真の見渡す景色はいわゆるシリコンバレー(あたり)です。

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Ridge Vineyards Monte Bello
17100 Monte Bello Rd, Cupertino, CA 95014
Tel: 408-867-3233
Tasting: Daily 11:00am - 5:00pm

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テイスティング・カウンターです。これだけの人が皆、あの険しい山道を通ってきたのか、ちいと疑問。皆さんワイン道に命をかけてますw。

ridge04.jpg

テイスティングはゲストテイスティングとしてジンファンデル・パガニランチのヴィンテージ違い2007年と2006年2種がフリー、さらにノンメンバーは$5でジンファンデルの畑違い3種とボルドーブレンド1種がテイスティングできます。その他に$20のコースがあるようですがヨメの手前$5のコースを(渋々)選択 >_<

ridge05.jpg

前日訪問したTurleyと比較して、こちらもジンファンデルのイメージとして持っていたえぐみが無く、すっきりとした味わい。さすが専門店、よく洗練されていらっしゃるw。

しかし試飲$5のコースを選択したからプラスアルファの良さが感じられず。やっぱりテイスティングは普段なかなか飲めないリザーヴクラスにするべきでした。



リッジ パガニランチ[2006]


おまけ 
ここまで4つのワイナリー、全て同じリーデルのテイスティンググラスを使用していました。手に持って、口元に当てて、ワインを飲んで、全てにしっくりとなじみました。試飲が有料のターリーだけがロゴ入りグラスがもらえましたが、テイスティング無料の他のワイナリーではロゴ入りグラスはなし。

もっとも我が家ではもらったロゴ入りグラスがありあまっていますから、貰えることよりも、このあと訪れるナパの高級ワイナリーのようにワインに合わせてグラスが用意されると、『おっ!やるね』と思っちゃいます。
posted by あぼかど at 15:06 | Comment(0) | TrackBack(1) | その他の地域のワイン

2009年11月15日

1979年カレラ

カリフォルニア縦断ワイナリー巡りの旅、今回は日本でも良く知られているカレラです。

カレラの創始者、ジョッシュ・ジェンセンはロマネコンティでワインを学び、カリフォルニアでロマネコンティの土壌に似た土地を目指してこの地にワイナリーを創設したことは有名な話ですが、実際にその土地を訪れてみるとかなりの山奥にそのワイナリーはありました。

Montereyから東へ途中 Salinasを経由してHollisterという町に入り、そこから南の山間部へ入ります。


calera01.jpg

人里離れた山間の小道を恐る恐る進んでいくと・・・

かなり山奥です・・・

そしてついに、憧れのワイナリーがありました。

Calera Wine Company
11300 Cienega Rd, Hollister, CA 95023
Tel: 831-637-9170
Tasting: Daily 11:00am - 4:30pm


calera02.jpg

建物はシンプルに工場風。コンクリートむき出しの壁になんとなく展示物。
テイスティング・カウンターは倉庫の片隅にちょこんとあります。

テイスティングは無料、しかもカレラが製造するワインリストの全て@@。


calera03.jpg

初めはヴィオニエから。シャルドネはセントラルコーストとマウント・ハーラン、そしてピノノアールはセントラルコーストから始まってマウント・ハーランものはキュベ、ライアン、ミルズ、リード、そしてジャンセンとセレック、さらに最後はデザート・ヴィオニエまで11種全て。これぞワイナリー訪問、テイスティングの醍醐味ですよね。


11種もテイスティングがあるから、いちいち飲んでじゃ酔ってしまう。でもそこは憧れのカレラ、グラスの底まで飲み干してしまうのが呑んべいの性・・・ですよね。

いわゆるカレラのピンからキリまで飲んでしまうと、ピンのほうはあまり美味しいと感じない、というか美味しくない。そして酔っ払ってきた後のほうになると何が何でも美味しくなっちゃうというのも、呑んべいの性・・・



ピノ・ノワール “ジェンセン”[2006]/カレラ



calera04.jpg

1979年『カレラ』のジンファンデルです。

ワイナリー開設当初に生産農家からぶどうを購入して醸造した1979ジンファンデルが販売されていました。そしてそのテイスティングの機会に出会いました。我がワイン人生初めての

古酒

の体験です。

それがジンであるとは期待していなかった。しかし何かの縁なのか、ターリー、翌日に予定しているリッジと今回はジンファンデル絡みの旅であるからして、世の中、面白くなってます。

さて、その1979年のジンファンデル、
香りは生きているがボディは無くなっていたというのが感想。合掌。


calera05.jpg

結局、試飲に1時間かけてまさに至福の時を過ごしました。
posted by あぼかど at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | パソロブレス

お手頃ワインのジェイ・ローア

パソ・ロブレスからスタートしたワイナリーを巡る旅、2軒目はJ Lohr Vineyards & Winesです。

パソ・ロブレスの北、ユニオン通りを北上すると、あたり一面にブドウ畑が広がります。
1972年に創立し、国際的にワインビジネスを成功させた作り手らしいです。確かに近所のスーパー等でよく見かけますし、はずれを引くことが少ないし、コストパフォーマンスに優れた、安くてそこそこうまいワインです。

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J Lohr Vineyards & Wines
6169 Airport Rd. Paso Robles, CA 993446
Tel: 805-239-8900
Tasting: 10:00am - 5:00pm
WEB: www.jlohr.com

ワイナリー入り口で、おそらく収穫用のとても近代的な機械とすれ違いました。正面から見るとぱっくりと口が開いていて、ちょうど葡萄の木をまたぐような高さ。色がまっ黄色ということもありトランスフォーマーのよう。

J Lohr 02.jpg

真新しいテイスティング・ルーム テイスティングはワインリストから6種まで無料、ワインリストもボトル1本$10からの廉価なワインが並ぶ。思わずニコニコ笑顔になる自分がいました。ワイナリーには初訪問でしたが地元のスーパーなどでセールの時にシャルドネなんかを購入している馴染みのあるワイナリーです。

ターリーでの朝一番からのジンずくしの後ということもあり、気温も暑くなってきたのでソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、リースニングの畑違い、白6種を選んで試飲しました。

全体的にやさしい味付けです。同じ品種でも畑によって全然志向が違うのがわかります。畑は地元、パソロブレス、少し北のモントレー、そしてナパにも所有しているようですが、畑違いというよりも製法の違いの方が、違いの要素が多いのではないでしょうか。

私にとって問題なのは、例えば、次にこのJ Lohrのシャルドネをスーパーで買う時にフローラルなシャルドネなのか、樽香たっぷりのシャルドネなのか、全く覚えられないこと。

最後にホワイトジンファンデルをサービス(7種め)してくれましたが甘いニュアンスが強くて好みに合わず。次に訪問するときは、赤に挑戦です。


J Lohr 03.jpg

近くのアンティークショップで掘り出し物を物色中のチビです。
posted by あぼかど at 01:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | パソロブレス

2009年11月14日

ジンファンデルの大御所、ターリー

お久しぶりの更新です。そして久し振りのワイナリー訪問記などを少し・・・

カリフォルニア州のど真ん中、サンフランシスコとロサンゼルスの中間あたり、いわゆるセントラルコーストのど真ん中にもなる101号線沿いにパソロブレスというワインカントリーがあります。

その町の正式名称はエル・パソ・デ・ロブレスだそうで、いかにもメキシコ統治時代の名残りを残すスパニッシュな雰囲気がプンプンですが、意外にも小奇麗で小洒落た街でして、そんな中に隣接するエリア一帯を含めたワイナリー数は138を数えます。
そんな真新しいワイナリーの建物と設備はむしろ、カリフォルニアワイン・ビジネスの匂いがプンプンですw。

そのパソロブレスの南のテンプルトンという町にある『ターリー』はジンファンデルを専門とするワイナリーです。
他にジンファンデルを専門としているのはリッジやレイブンズウッドあたりが代表です。

Turley01.jpg

Turley Wine Cellars
2900 Vineyard Dr. Templeton, CA 93465
Tel: 805-434-1030
Tasting Room: Daily 9 a.m. - 5 p.m.

小道の脇にテイスティング・ルームが立ち並んでいるような街並みを抜けると木々に囲まれた施設と看板が見えます。

Turley02.jpg

試飲は$10で指定の4種、ロゴ入りリーデル製テイスティングガラス付きでした。
若木のジン、老木のジン、そして畑違いで40ドルのと48ドル(Dusi Vineyard)の4種のジンファンデルです。

40ドルのは樽香もチョコレートのニュアンスもその他もろもろでとってもリッチ。
ジンファンデルにいろいろな要素を詰め込んだ様な感じ。

48ドルのは(Dusi Vineyard)すっきりフルーティでジンらしくない。迷わず購入。




さすがジンの専門店?

ジンだけでもいろいろなバリエーションを醸し出してくれます。今までのジンのイメージが変わりました。
もっとアメリカ原産?と言われているジンファンデルを見直していきたいと思います。

Turley03.jpg
posted by あぼかど at 19:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | パソロブレス

2008年01月28日

ドゥルックのソムリエナイフ


ドゥルック

DELUC

フランス人ソムリエたちから絶大な信頼を寄せられているといわれるドゥルックのソムリエナイフの紹介です。シャトーラギオールと同じ製造メーカーのSCIP社製です。
デザインはシンプルですがフック、ハンドル、スクリュー、ナイフの各パーツは、厳選された材料を使用し、計算され尽くした絶妙な形態で、スクリューも55mmとたっぷりと長く、とても使いやすいそうです。

ドゥルック
シルバーコーテッド
SF002SV

8,925円
ドゥルック
リベット無し
SF008ST

4,914円
ドゥルック
サテン
SF009ST

4,011円
ドゥルック
レフトハンドル
SF001LH

3,570円
ドゥルック
ラスティック
SF001ST

3,213円
ドゥルック
ネーム入れ


2,100円

[ソムリエナイフへ]
posted by あぼかど at 04:52 | Comment(3) | TrackBack(0) | ソムリエナイフ

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